今年の【サブウーファー10万円以上部門】は、薄型サブウーファーが上位を占めるなど、動きに変化が表れた年となった。サブウーファー部門の最高峰となるとなる当部門には、ロックフォード・フォズゲート、JLオーディオ、グラウンドゼロ、MTXオーディオ、そしてレインボウの上級モデルやフラッグシップが並び、10インチ、12インチ、13インチ、さらには大口径サイズの19インチモデルがランクインするなど、今年もハイエンドサブウーファーは好調だった。上質な造りに加え、圧倒的な再生能力を備えた実力機が勢揃いし、個々のサブウーファーが持つ巧みな立体表現力はハイエンドスピーカーとのマッチングもバツグン。SPL競技にも十分に対応できるモデルもあり、マニアの厳しい要求にも応えることができるスーパーサブウーファー群だ。
1位 ロックフォード・フォズゲート T1S(1/2)-12
標準小売価格(税込): ¥124,200 (本体価格 ¥115,000)
昨年POWERシリーズのラインナップに新たに加わった薄型ハイエンドサブウーファーT1S(1/2)-12が、今年はさらに売り上げを伸ばし堂々の第1位を奪取した。独創的なボイスコイルアッセンブリEVCCと、ネオジウムマグネット構造全体を上部に移動させたSYMSの採用で薄さ76.5mmを実現しつつも力強いベースレスポンスを発揮。高品位な重低音再生を実現する。公称インピーダンス1ΩSVC仕様のT1S1-12と2ΩSVC仕様のT1S2-12がある。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate T1S1-12 / T1S2-12
2位 JLオーディオ 13TW5v2-(2/4)
標準小売価格(税込): ¥142,560 (本体価格 ¥132,000)
JLオーディオの薄型ハイエンドサブウーファー13TW5v2-(2/4)が、今年は第2位に返り咲いた。従来型サブウーファー設計よりもスピーカー前方にモーターを設置することで世界最薄を実現したTW5v2には、7インチ(178mm)サイズ大口径ボイスコイルとサスペンションのアタッチメントを支えるコンセントリック・チューブ構造やFCAMテクノロジーなどJL独自の特許技術を投入。また、DMAオプティマイズ・モーターシステムとFEAオプティマイズ・サスペンション、マイカ・フィルド・ポリプロピレン・コーンの採用により、高解像度且つ高品位な重低音再生を実現する。公称インピーダンス2ΩSVC仕様の13TW5v2-2と4ΩSVC仕様の13TW5v2-4がある。
製品の詳細はコチラ⇒JL Audio 13TW5v2-2 / 13TW5v2-4
3位 ロックフォード・フォズゲート T1S(1/2)-10
標準小売価格(税込): ¥112,320 (本体価格 ¥104,000)
POWERシリーズの薄型ハイエンドサブウーファーT1S(1/2)-10は安定の第3位をキープ。独創的なボイスコイルアッセンブリEVCCと、ネオジウムマグネット構造全体を上部に移動させたSYMSの採用で薄さ76.5mmを実現しつつも力強いベースレスポンスを発揮。高品位な重低音再生を実現する。公称インピーダンス1ΩSVC仕様のT1S1-10と2ΩSVC仕様のT1S2-10がある。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate T1S1-10 / T1S2-10
4位 グラウンドゼロ GZPW REFERENCE 250
標準小売価格(税込): ¥313,200 (本体価格 ¥290,000)
今年は薄型サブウーファーが第1位~第3位を占める結果となり、昨年第1位のGZPW REFERENCE 250は第4位へと後退した。すべてハンドメイドで製造されるこのサブウーファーは、軽量かつ高剛性の素材をペーパーでサンドイッチした3層構造のウーファーコーン、純銅製のボイスコイル、共振の少ないアルミニウムダイキャストバスケット、2層のBIMAXスパイダー、アルミ削り出しのマグネットカバーなど高級パーツをふんだんに採用。パーツ一つ一つに拘り、ベストパフォーマンスを常に体現できるよう3年にもおよぶ長い開発期間を要して誕生した至高のハイエンドサブウーファーだ。EISAのインカーハイエンドコンポ―ネント部門において、ベストプロダクト2015-2016も受賞している。
製品の詳細はコチラ⇒Ground Zero GZPW REFERENCE 250
5位 JLオーディオ 12W6v3-D4
標準小売価格(税込): ¥140,400 (本体価格 ¥130,000)
マットブラックの筐体が与えられた3代目 新型W6は、モーターとクーリングシステムの改良により前モデルと比べ、リニアエクスカーション(Xmax)が約27%も向上している。 低歪で上質な重低音再生を実現するDMA(ダイナミック・モーター・アナリシス)オプティマイズ・モーターシステムとFEA(フィニート・エレメント・アナリシス)オプティマイズ・サスペンションをはじめ、FCAM(フローティング・コーン・アタッチ・メソッド)テクノロジーなどJL独自の特許技術を投入により、可聴帯域を下回るレベルでも低歪みでクリアな重低音再生を実現する12インチ(30cm)4ΩDVCサブウーファーだ。
製品の詳細はコチラ⇒JL Audio 12W6v3-D4
<6位 ロックフォード・フォズゲート T2S(1/2)-13
標準小売価格(税込): ¥291,600 (本体価格 ¥270,000)
T2シリーズ13インチ(33cm)サブウーファーT2S(1/2)-13は、カスタムメイドのアルミニウムダイキャストバスケット、4インチ(100.7mm)の大口径ボイスコイル、3層構造ウーファーコーン、新開発ボイスコイルアッセンブリEVCC、デュアルスパイダー、3層マグネット構造、ボイスコイルを効率良く冷却するテクノロジーIDHS、従来製品に比べ25%のコーン有効面積を増加させることに成功したVASTサラウンドテクノロジーなど数々のテクノロジーを採用。深くタイトなベース音と大地を揺るがす超低域再生を実現する。公称インピーダンス1ΩSVC仕様のT2S1-13と2ΩSVC仕様のT2S2-13がある。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate T2S1-13 / T2S2-13
7位 グラウンドゼロ GZPW 12SPL
標準小売価格(税込): ¥194,400 (本体価格 ¥180,000)
鮮やかなイエローカラーにペイントされたカスタムメイドの強靭なダイキャストアルミニウムフレーム、磁気回路に日本製の平角ワイヤーを用いた75mm口径ハイパワーボイスコイルとパワフルなリニアモーターを搭載。振動板にはグラスファイバーとケブラーで強化されたペーパーコーンを採用。カスタムメイドのクアッドスパイダーやVOXRサラウンドなど数々の先端テクノロジーを用いた1ΩDVC仕様の12インチ(30cm)コンペティションサブウーファー。
製品の詳細はコチラ⇒Ground Zero GZPW 12SPL
8位 MTXオーディオ 9512-22
標準小売価格(税込): ¥178,200 (本体価格 ¥165,000)
圧倒的なSPLとパフォーマンスの代名詞、MTX 95シリーズ。グラスファイバーコーンとブチルラバーをスティッチ縫いすることにより、コーンが剥がれにくく耐久性を増加させるスティッチコーンや強制冷却スパイダープラトー等の伝統のテクノロジーに加え、サラウンド部を2重構造にして振幅効果を高めるインバート・アペックス・サラウンドなど現在の新技術を数多く投入しバージョンアップを果たしてる。発売から間もないが、いきなり4位にランクインしてきた。
製品の詳細はコチラ⇒MTX Audio 9512-22
9位 ロックフォード・フォズゲート T3S(1/2)-19
標準小売価格(税込): ¥486,000 (本体価格 ¥450,000)
驚異の19インチ(48cm)サイズ、最大入力6000W、ロックフォード史上“最強”のポテンシャルを誇る究極のスーパーサブウーファーT3。専用設計となる19インチの振動板は、高剛性なハニカム状のアラミド繊維をグラスファイバーでサンドイッチした超強靭な3層コーンを採用。また、5インチの大口径ボイスコイルや、2層のスパイダーを有する“Dual Nomex Progressive Spiders”構造が、圧倒的なディープストロークと驚異のXmax(最大振幅値)を実現。世界最大級のサイズを誇る強力なネオジウムマグネットに、剛性と放熱性を極めた新開発のアルミダイキャストフレームの採用など、すべてにおいて桁外れの技術やスペックが導入された、まさにスーパーサブウーファーだ。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate T3S1-19 / T3S2-19
10位 レインボウ PL-S10
標準小売価格(税込): ¥162,000 (本体価格 ¥150,000)
今年6月からデリバリーを開始したばかりのレインボウのハイエンドサブウーファーPL-S10がラインクインした。PL-S10は、軽量かつ強力なマルチレイヤーフォームコーン、Wサラウンド、チタン製65mmボイスコイル、アルミニウムダイキャスト製バスケット、シンメトリックリードワイヤースパイダーと厳選パーツを採用した10インチ(25cm)サイズのハイエンドサブウーファーだ。
製品の詳細はコチラ⇒rainbow PL-S10
☜19.【CAOTY2016】サブウーファー3万円未満部門
☜20.【CAOTY2016】サブウーファー3万円以上4万円未満部門
☜21.【CAOTY2016】サブウーファー4万円以上6万円未満部門
☜22.【CAOTY2016】サブウーファー6万円以上10万円未満部門
※2015年12月から2016年11月までの1年間に販売された売上総数順に製品を掲載していますが、価格の変更や販売終了となっている可能性もございます。予めご了承ください。