RCAライン出力端子を備えていない純正ナビやデッキでも、スピーカー出力を高音質のままRCAレベルに変換することができるハイローコンバータ機能をはじめ、車室内環境に合わせたサウンドチューニングやあらゆるカーオーディオシステムへと発展させることができる機能の備えた高性能シグナルプロセッサー群。2017年もクラリオンZ3が順調に売り上げを伸ばし、第1位を獲得した。汎用DSPとしては、グラウンドゼロのGZDSP 6-8Xが、ハイレゾ対応であることやコストパフォーマンスの高さで人気が急上昇し、ランキング2位に輝いた。その他にも手のひらに載るほど小型のロックフォード・フォズゲートDSR1の登場もあり、今後の動向に注目が集まることだろう。
1位 クラリオン Z3
標準小売価格(税込): ¥135,000 (本体価格 ¥125,000)
FDS(フルデジタルサウンド)システム専用のシグナルプロセッサーZ3が今年も第1位に輝いた。新開発車載専用LSI内蔵(ツィーター駆動用)、96kHz/24bitによるデジタル信号処理、クロスオーバー/タイムアライメント/イコライザーなどのチューニング機能に加え、スマートフォンやタブレットを接続できる専用USB端子を、DAPを接続できるデジタル(オプティカル)入力、デジタル(コアキシャル)入力をはじめ、RCA入力 / スピーカーレベル入力などの入力端子とデジタルスピーカー専用出力、RCA出力などの出力端子を備えている。FDSシステム専用機となるため、残念ながら汎用性はない。
製品の詳細はコチラ⇒Clarion Z3
2位 グラウンドゼロ GZDSP 6-8X
標準小売価格(税込): ¥81,000 (本体価格 ¥75,000)
グラウンドゼロの新型プロセッサーGZDSP 6-8Xが一気に売上を伸ばし、第2位の座を獲得した。シーラス・ロジック社製 32bitシングルコアDSP内蔵、6ch RCA&ハイレベルインプット/8ch出力、31バンドパラメトリックEQ、フェーズコントロール、タイムディレイ、インプットサミング、DAPなどを接続できるOPTICAL入力(最大96kHz/24bitに対応)、金メッキRCA端子など高音質を生み出すために必要不可欠な機能を数多く搭載。サウンドチューニングをパソコンでリアルタイムで行うことが可能。純正オーディオ、RCA出力非装備の社外カーナビゲーションからのアップグレード等に幅広く対応する最新のデジタルプロセッサーだ。また、LEDディスプレー装備の専用リモートコントローラーGZDSP Remote(オプション品)を用いることにより、10種のプリセット切替、入力切替(メイン/AUX/OPTICAL)、音量調節(メインボリューム、サブボリューム)も可能になる。
製品の詳細はコチラ⇒Ground Zero GZDSP 6-8X
3位 レインボウ DSP1.8 + WiFi Module
標準小売価格(税込): ¥162,000 (本体価格 ¥150,000)
レインボウのWiFi対応高性能デジタルプロセッサー“DSP1.8+WiFi Module”は、NXP社製マイクロプロセッサー、アナログ・デバイセズ社製56bitデジタルシグナルプロセッサー、バーブラウン社製48kHz/24bitハイエンドAD/DAコンバーターなど高品質且つ厳選されたパーツを搭載。6ch RCA & ハイレベル入力、TOSLINK入力の他、MOSTインターフェース(モジュール別売予定)を装備し純正オーディオから近年のハイレゾ デジタルオーディオシステムまで幅広く対応。サウンドチューニングは、Windows PCとiPadアプリでコントロール。パラメトリックEQ、フェーズコントロール、タイムディレイ、クロスオーバースロープ、クラス、出力等様々な調整を可能にする。
製品の詳細はコチラ⇒rainbow DSP1.8 + WiFi Module
4位 ロックフォード・フォズゲート DSR1
標準小売価格(税込): ¥84,240 (本体価格 ¥78,000)
今年11月からデリバリーを開始したロックフォードの新型プロセッサーDSR1が、発売からいきなり大ブレイクし、一気に4位へとランクインしてきた。DSR1は、手のひらに載るほどの超小型な筐体でありながら、高次元の能力を示す8chインタラクティブシグナルプロセッサーで、ハイレベルまたはローレベルの入力に対応。現状のソースユニットを生かしたオーディオシステムの構築に最適だ。サウンドチューニングは、専用のPerfect tuneアプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、Bluetoothでワイヤレスに調整が可能。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate DSR1
5位 オーディオコントロール LC6i
標準小売価格(税込): ¥43,200 (本体価格 ¥40,000)
オーディオコントロールの高機能6chライン出力コンバータLC6iは、スピーカー出力を高音質のままRCA出力に変換するハイロー変換機能をはじめ、純正マルチシステム等で帯域が分割された信号でもフルレンジ出力として取り出せることのできるチャンネルサミング機能、リモートアウトプットなどの機能を備えている。
製品の詳細はコチラ⇒Audio Control LC6i
6位 オーディオコントロール LC2i
標準小売価格(税込): ¥29,160 (本体価格 ¥27,000)
LC2iは、純正スピーカーラインから高音質のままRCA出力に変換するハイロー変換機能はもちろん、失われた低域情報を復元させる独自の”AccuBASS(アキュベース)”機能をも搭載した高性能2chライン出力コンバータだ。2ch入力で2.1ch(フロントスピーカー+サブウーファー)出力を装備しているので将来的にフロントスピーカーまたはサブウーファー用アンプを追加したい方にもお勧めできる。
製品の詳細はコチラ⇒Audio Control LC2i
7位 ロックフォード・フォズゲート 3SIXTY.3
標準小売価格(税込): ¥162,000 (本体価格 ¥150,000)
長きに渡り支持されてきたロックフォード・フォズゲートのデジタルプロセッサー3SIXTY.3(スリーシクスティーポイントスリー) は、ニューモデルDSR1やグラウンドゼロGZDSP 6-8Xの躍進などもあり、第7位へと後退した。8ch RCA&ハイレベルインプット、TOSLINK対応、パラメトリックEQ、フェーズコントロール、タイムディレイ等の機能に加え、Bluetoothで高音質の音楽データを通信させるA2DPプロファイル対応、クロスオーバータイプやスロープだけでなくクロスオーバークラスまでも変更可能等々、数多くの機能を搭載。あらゆるカーオーディオのアップグレードを可能にする究極のシグナルプロセッサーだ。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate 3SIXTY.3
8位 ロックフォード・フォズゲート RFPEQU
標準小売価格(税込): ¥16,200 (本体価格 ¥15,000)
RFPEQUは、高性能なハイローコンバータやオートターンオン、リモート出力機能を備え、伝統のイコライジング機能である “PEQ(パンチイコライザー)” も搭載。サウンドパフォーマンスの向上はもちろん、出力の低いナビヘッドや純正デッキ等をお使いのユーザーにもお勧めしたい人気アイテムだ。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate RFPEQU
9位 ロックフォード・フォズゲート RF-BLD
標準小売価格(税込): ¥25,920 (本体価格 ¥24,000)
RF-BLDは、スピーカー出力をRCA出力に変換する高性能ハイローコンバータ機能と高出力ラインドライバー機能を備えており、あらゆるオーディオシステムを高音質にアップグレードすることができる高性能プロセッサーだ。純正オーディオシステムに外部アンプを追加したり、ライン出力レベルの低いソースユニットのレベルを改善することも可能で、システムのS/N比やダイナミックレンジを最大限に引き出すことができる。
製品の詳細はコチラ⇒Rockford Fosgate RF-BLD
10位 オーディオコントロール DM-810
標準小売価格(税込): ¥181,440 (本体価格 ¥168,000)
オーディオコントロールのDM-810 は、純正オーディオや社外オーディオ等のアップグレードに対応したデジタルマトリックスプロセッサー。サウンドチューニングはSmart User Interface software(スマート・ユーザー・インターフェース)をインストールしたWindows PCを用いて行う。MILC™ 、AccuBASS®、GTO™等Audio Control社が長年にわたり積み上げてきたテクノロジーが数多く盛り込まれている。
製品の詳細はコチラ⇒Audio Control DM-810
※2016年12月から2017年11月までの1年間に販売された売上総数順に製品を掲載していますが、価格の変更や販売終了となっている可能性もございます。予めご了承ください。