株式会社イース・コーポレーションは、アメリカ D’AMORE ENGINEERING(ダモーレエンジニアリング)の「A1500シリーズ」ハイエンドパワーアンプの2chモデル「A1500.2」と、4chモデルの「1500.4」計2機種を2020年1月中旬より、全国のイース・コーポレーション正規取扱店を通じて受注販売を開始いたします。
A1500シリーズは、一般的なパワーアンプとは異なり優れたチャンネルセパレーションを獲得するため、2chモデルの「1500.2」はLchとRchを完全分離させたデュアルモノラル設計で、4chモデルの「A1500.4」は1/2chと3/4chを分離させたデュアルステレオ設計となっています。チャンネル間で共有するのはシャーシだけで電源回路も信号経路も完全に分離しており、独立した双方のチャンネルはミラーイメージのような関係になります。技術の粋を惜しみなく注ぎ込んだ、同一の鏡面対称回路が各チャンネルの正と負の出力信号を生成するミラーイメージ設計のAB級増幅回路により、S/N比109dBを達成。ダンピングファクターでは脅威の700(4Ω負荷時:20Hz正弦波)を獲得しています。その俊敏な立ち上がりと極めて高い低域の制動力により、これまでのカーオーディオでは辿り着くことができなかった真のHi-Fi再生とリアリティを提供します。
設計の観点からは、静寂感の表現力を高めるためにS/N比を最大化し、全くの無音のような静けさを実現するために電圧増幅段と電流増幅段の基板を分離。6061アルミニウムの無垢材を削り出して制作した高い冷却性能を誇る大型ヒートシンクブロックと4.8mm厚のボトムパネルを備えた4層基板には、Nichicon社製Fine GoldキャパシタおよびMuseオーディオ用キャパシタ、チャンネル当たり「A1500.2」には14個、「A1500.4」には8個もの、オン・セミコンダクター社製バイポーラトランジスタや無誘導抵抗器など、徹底的に音質を追求することにより厳選した高品質の音響パーツを採用しています。
トップパネルにはキャリブレーションされたLEDディスプレイメーターをチャンネル毎に装備しており、青色LEDで出力レベルをモニターするだけではなく、音楽の躍動感を視覚でも楽しめるようになっています。また、クリップ時にはアンバー色に、過電圧、低電圧、過電流、過温度によるプロテクション回路作動時には赤色LEDが点灯し、お知らせしてくれます。低インピーダンス2Ωドライブにも対応するため筐体側面には静音電動ファンを2基装備、パワーターミナルは1/0AWG対応、スピーカーターミナルは8~18AWGに対応しています。
<A1500シリーズ ハイエンドパワーアンプ ラインナップ>
A1500.2 ¥1,155,000(税抜価格 ¥1,050,000)
仕様:2ch:デュアルモノブロック(2/1ch)パワーアンプ
●定格出力:350W x2(4Ω)675W x2(2Ω) 1000W x2(1Ω)1350W x1(4Ωブリッジ)2000W x1(2Ωブリッジ)●周波数特性:3 Hz~100 kHz(+0, -3dB)●全高調波歪率: 0.025%●S/N比:109dB●チャンネルセパレーション: 80 dB, 80 dB●スルーレート:30 V/µS●ダンピングファクター:700●入力感度:balanced/unbalanced:400 mV~8 V / 200 mV~4 V●入力インピーダンス:10kΩ●動作電圧:10.0 V ~ 15.8 V●アイドリング電流:3A x2●サイズ(幅×奥行×高さ):590×293×62mm●質量:12.6kg●推奨ヒューズ容量:150A×2 ※電動ファン2基装備
A1500.4 ¥1,188,000(税抜価格 ¥1,080,000)
仕様:4ch:デュアルステレオブロック(4/3/2ch)パワーアンプ
●定格出力:325W x4(4Ω)500W x4(2Ω) 1000W x2(4Ωブリッジ)●周波数特性:3 Hz~100 kHz(+0, -3dB)●全高調波歪率: 0.027%●S/N比:109dB●チャンネルセパレーション: (1/2), (3/4), (1/3), (2/4) < 80 dB, 80 dB, 100 dB, 100 dB●スルーレート:30 V/µS●ダンピングファクター:700●入力感度:balanced/unbalanced:400 mV~8 V / 200 mV~4 V●入力インピーダンス:10kΩ●動作電圧:10.0 V ~ 15.8 V●アイドリング電流:3A x2●サイズ(幅×奥行×高さ):590×293×62mm●質量:12.6kg●推奨ヒューズ容量:150A×2 ※電動ファン2基装備
■ダモーレエンジニアリング
世界中のカーオーディオファンに支持されるロックフォード・フォズゲートが、2006年にリリースしたモンスターパワーアンプ「T15kW」(当時の価格は税別420万円)。15,000Wもの出力がもたらす壮大なパワーハンドリングとスケール感満点のサウンドは多くのカーオーディオ・エンスージアスト達を虜にし、現在も“世界屈指の名機” としてカーオーディオ史上に燦然と君臨しています。この「T15kW」をロックフォード・フォズゲート在籍時に開発したアンソニー・ダモーレ氏(通称:トニー氏)が、2011年にアメリカ・カリフォルニア州に創設した新鋭カーオーディオメーカーが、『D’AMORE ENGINEERING(ダモーレ エンジニアリング)』です。「T15kW」のパワーの源を担った“HT(ハイブリッド・テクノロジー)” を始め、一般的な電解コンデンサーの5,500%以上の蓄電が可能な “大容量ナノテクノロジー・コンデンサー” の開発など、高度な電子工学にも精通しているトニー氏。そんな彼が、日本のサウンドファナティック達のためにリリースする、完全自社ブランドの新型パワーアンプ。革新的なテクノロジーが生み出す、圧倒的なサウンドクオリティーにご注目下さい。